19.Sep.2025
災害時に運転中だったらどうする?地震・豪雨・津波別の安全行動と事前準備
こんにちは、まもるんパンスタッフです♪
私たちの生活に欠かせない自動車。
しかし、地震や豪雨、台風、津波などの災害は突然発生し、運転中に巻き込まれる可能性もあります。
運転中の災害は、自分や同乗者の命だけでなく、周囲の歩行者や他の車両にも危険を及ぼします。
この記事では、災害が発生した際に運転中だった場合の行動の基本をまとめ、災害の種類ごとの対応策や事前にできる準備について詳しく解説します!
1. 災害発生時に共通する行動の基本

どの災害であっても、まず意識すべきことは「慌てずに、冷静に安全を確保する」ことです。
1-1 急ブレーキを避ける
大きな揺れや突風で動揺しても、急ブレーキは追突事故の原因になります。
徐々に減速し、ハザードランプを点灯させて後続車に注意を促しましょう。
1-2 安全な場所に停車する
橋の上やトンネル内、交差点などは危険です。
できるだけ路肩や空き地に移動して停車しましょう。
車を停めたら、エンジンを切り、サイドブレーキをかけてください。
1-3 情報を収集する
カーラジオやスマートフォンを使い、災害情報を確認します。
避難指示や交通規制などの情報を把握し、行動を判断しましょう。
2. 地震発生時の対応
日本では特に注意すべき災害が地震です。
運転中に地震が起きた場合のポイントを解説します。
2-1 揺れを感じたら
・急ブレーキは避け、ゆっくりと減速。
・ハザードランプを点灯。
・周囲を確認し、できるだけ左側に寄せて停車。
2-2 揺れが収まった後
・ラジオやスマホで地震情報を確認。
・津波の可能性がある沿岸部では、車を放置してでも徒歩で高台へ避難。
・大規模地震では道路の陥没や信号の停止があるため、無理に移動せず安全を最優先に。
2-3 車を置いて避難する場合
・キーはつけたまま、ドアをロックせずに避難。
・救急車や緊急車両の通行を妨げないように配慮。
3. 豪雨・土砂災害時の対応

近年増えているのがゲリラ豪雨や台風による大雨災害です。
運転中に遭遇した場合、命の危険があります。
3-1 浸水時の危険性
・車は50cm程度の水深で動けなくなり、ドアが開かなくなる可能性があります。
・さらに1m近い水深では浮力で流されることも。
3-2 行動のポイント
・水が溜まりやすい場所(アンダーパス、河川近く)は避ける。
・冠水路に入らないことが最も大切。
・万が一冠水した場合は、すぐにエンジンを切り、シートベルトを外し、窓から脱出。
3-3 土砂災害の危険があるとき
・山間部や斜面近くは落石・土砂崩れに注意。
・雨量が増しているときは無理に進まず、安全な場所に避難。
4. 台風接近時の対応
台風では暴風や飛来物による被害が懸念されます。
・強風でハンドルを取られるため、スピードを落として運転。
・樹木や看板、電柱の倒壊リスクが高い道路は避ける。
・避難が必要とされるエリアでは車での移動は控え、早めに行動。
5. 津波発生時の対応

地震後、沿岸部で特に注意が必要なのが津波です。
・津波警報が出たら、車に固執せず、すぐに徒歩で高台へ避難。
・渋滞に巻き込まれると逃げ遅れる危険が大きいため、車を放置する勇気を持つ。
6. 火山噴火時の対応
火山近くでは、噴火に伴う火山灰や噴石に注意が必要です。
・火山灰は視界を奪い、エンジンを故障させることも。
・ワイパーは灰で傷がつくため使用を控え、徐行して安全な場所に避難。
・マスクやタオルで口と鼻を覆うことも有効です。
7. 運転中に役立つ備え

災害に遭遇したとき、事前の備えが大きな助けとなります。
7-1 車に常備しておくと安心なもの
・携帯用スマホ充電器(モバイルバッテリー)
・懐中電灯、予備電池
・携帯ラジオ
・水・非常食(カロリーバーや缶詰パンなど)
・タオル、毛布、雨具
・窓ガラスを割るための脱出用ハンマー
7-2 ガソリンは常に半分以上を目安に
災害時はガソリンスタンドが閉鎖される可能性があります。
普段から燃料をある程度確保しておきましょう。
8. 災害時の心構え
運転中に災害に巻き込まれたとき、最も大切なのは「車より命を優先する」ことです。
車を守ろうとするあまり、逃げ遅れて命を落とすケースは少なくありません。
また、災害時には自分だけでなく、他人の命を守る意識も必要です。
車を停める位置ひとつで、緊急車両の通行や避難経路に大きな影響を与えることがあります。
まとめ
災害はいつ起きるかわかりません。
運転中に地震や豪雨などに遭遇した場合、慌てず、冷静に行動することが命を守る第一歩です。
・急ブレーキを避け、ハザードを点灯して徐行。
・安全な場所に停車し、情報を確認。
・危険な場合は車を置いて避難。
・事前に備蓄や緊急脱出ツールを車に用意。
日頃から心構えと準備をしておけば、万が一のときに冷静に対応できます。
車の便利さと引き換えに潜むリスクを理解し、命を最優先に行動していきましょう。

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