13.Aug.2026
火山防災の日とは?8月26日に噴火・降灰に備えて家庭で準備すること
こんにちは、まもるんパンスタッフです♪
突然ですが、8月26日が「火山防災の日」だということをご存じでしょうか?
「地震や台風への備えはしているけれど、火山の防災までは考えたことがない」という方も多いかもしれません。
しかし火山災害は、火口の近くだけに影響するとは限りません。
噴火によって発生する火山灰は風に乗って広い範囲に降ることがあり、交通や物流、日常生活にも影響を及ぼす可能性があります。
この記事では、「火山防災の日」の意味から、噴火・降灰による生活への影響、家庭で準備しておきたい防災グッズや食料備蓄まで、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
この記事でわかること
- 8月26日「火山防災の日」の意味
- 火山噴火・火山灰が暮らしに与える影響
- 家庭で準備したい火山防災グッズ
- 噴火に備えた水・食料備蓄の考え方
火山防災の日とは?8月26日に制定された理由

「火山防災の日」は、国民に火山災害への関心と理解を深めてもらうために設けられた日です。
2023年に活動火山対策特別措置法が改正され、2024年から8月26日が「火山防災の日」となりました。
なぜ8月26日なの?
8月26日という日付には、火山観測の歴史が関係しています。
1911年8月26日、浅間山に日本で最初の火山観測所が設置され、器械を用いた近代的な火山観測が始まりました。
この日にちなんで、8月26日が「火山防災の日」とされています。
火山が噴火すると暮らしに何が起こる?

火山災害には、噴石・火砕流・溶岩流・火山灰など、さまざまな現象があります。
どのような危険があるかは火山や地域によって異なるため、まずは自分の住んでいる地域や旅行先の火山情報を確認することが基本です。
火山灰は遠くまで影響することがある
火山防災を考えるうえで、火山から離れた地域でも注意したいのが火山灰です。
火山灰は非常に細かな粒子で、風によって運ばれるため、噴火した火山から離れた地域にも降ることがあります。
降灰量によっては、道路や鉄道などの交通、物流、生活インフラなどに影響する可能性もあります。
目や鼻・のどへの影響にも注意
火山灰が舞っている状況では、目や鼻、のどなどに刺激を感じる場合があります。
また、視界が悪くなったり、道路に積もった灰によって車が滑りやすくなったりすることもあります。
なお、噴火警報や避難に関する情報が発表されている場合は、家庭での備蓄よりも、自治体などの指示に従って安全を確保することを最優先にしてください。
火山・降灰に備えて家庭で準備したいもの

では、家庭では具体的に何を準備しておけばよいのでしょうか。
基本的には、地震や台風などの防災用品に「降灰対策用品」をプラスすると考えると分かりやすくなります。
マスク・ゴーグル
火山灰への対策として用意しておきたいのが、マスクやゴーグルです。
必要な時にすぐ使えるよう、防災用品と一緒に保管しておくと安心です。
水・食料
噴火や広範囲の降灰によって物流に影響が出れば、スーパーやコンビニなどの商品が一時的に手に入りにくくなる可能性もあります。
そのため、家庭での水・食料備蓄も重要です。
- 飲料水
- そのまま食べられる食品
- 缶詰
- レトルト食品
- 長期保存できるパン
- 家族が普段から食べ慣れている食品
防災備蓄で何を準備すればよいか迷っている方は、「防災備蓄は何を準備する?」の記事でも基本を詳しく解説しています。
停電・断水などに備えるもの
火山災害に限らず、大きな災害では電気や水道などが普段通り使えなくなる可能性があります。
- 懐中電灯・ランタン
- モバイルバッテリー
- 簡易トイレ
- ウェットティッシュ・衛生用品
- 携帯ラジオなどの情報収集手段
家庭に必要な防災用品全体については、「防災グッズ一覧」の記事も参考にしてみてください。
火山情報を確認できるようにしておく
火山防災では、物を準備するだけでなく正しい情報を確認することも重要です。
気象庁では、噴火警報・噴火速報・噴火警戒レベルのほか、降灰が予想される場合には降灰予報も発表しています。
自宅周辺だけでなく、登山や旅行などで火山周辺を訪れる際にも、事前に最新情報を確認する習慣をつけておきましょう。
噴火に備える食料は何日分必要?

噴火に備える場合も、食料備蓄の基本的な考え方は他の災害と共通しています。
家庭では、最低3日分、できれば1週間分×家族の人数をひとつの目安に考えてみましょう。
とはいえ、4人家族で1週間分となると、かなりの量です。
「全部そろえるのは大変そう……」と感じても心配はいりません。
非常食の日数について詳しく知りたい方は、「非常食は何日分必要?」の記事もあわせてご覧ください。
調理せずに食べられる食品も用意する
災害時には、電気・ガス・水道が使えるとは限りません。
そのため、備蓄の中には開封してそのまま食べられる食品も入れておきましょう。
缶詰や保存パンなど、火や水を使わずに食べられるものがあると、状況に応じて食事を取りやすくなります。
火山防災でもローリングストックが役立つ

イラスト
備蓄を長く続けるうえでおすすめなのが、ローリングストックです。
普段食べている食品を少し多めに買っておき、古いものから食べて、食べた分を補充していきます。
- 普段食べる食品を少し多めに備える
- 賞味期限の近いものから食べる
- 食べた分を買い足す
これを繰り返すことで、「非常食を数年間しまったままにして、気づいたら賞味期限切れ」という失敗も減らしやすくなります。
「非常時だけ食べるもの」にしない
備蓄食品は、非常時専用である必要はありません。
むしろ、普段から美味しく食べられる食品を選んでおく方が、ローリングストックは続けやすくなります。
例えば長期保存できるパンなら、非常時の主食だけでなく、普段の朝食やおやつとして食べることもできます。
この3つを意識すると、無理なく続けられる備蓄食を選びやすくなります。
まもるんパンも、もしもの時だけではなく、日常の暮らしの中で食べながら備えることを大切にしています。
ローリングストックについては、別記事でも詳しく解説していますので、家庭の備蓄を習慣化したい方はぜひ参考にしてみてください。
火山防災の日に家族でやっておきたい5つのこと

「火山防災について何かしよう」と思っても、何から始めればよいか迷いますよね。
8月26日は、まず次の5つを家族で確認してみてください。
- 自宅周辺の火山やハザードマップを確認する
- 気象庁の火山情報を確認する方法を知る
- マスク・ゴーグルなど降灰対策用品を確認する
- 水・食料などの備蓄量と賞味期限を確認する
- 家族の避難場所・連絡方法を共有する
全部を一日で完璧にする必要はありません。
「今日は備蓄食品だけ」「次の休日にハザードマップを確認」というように、一つずつ進めれば十分です。
まとめ|8月26日を「備えを確認する日」に

8月26日の「火山防災の日」は、火山について正しく知り、噴火災害への備えを考えるきっかけとなる日です。
火山防災というと少し特殊に感じるかもしれませんが、家庭でできることの多くは普段の防災対策とつながっています。
- 火山やハザードマップを確認する
- マスクやゴーグルを準備する
- 防災情報を確認できるようにする
- 水・食料を備蓄する
- 家族で避難場所や連絡方法を共有する
まずは、この中から一つでも始めてみてください。
そして食料備蓄は、長く保存できることだけでなく、調理せずに食べられること、家族が美味しく食べられること、普段から無理なく消費できることも大切です。
8月26日の「火山防災の日」をきっかけに、いつもの暮らしの中に少しずつ備えを取り入れてみてください。
もしもの時にも、家族がいつものように食べられる。そんな備蓄食を選ぶことが、無理なく安心を積み重ねていく第一歩です。
参考情報
気象庁「火山防災の日」特設サイト
https://www.data.jma.go.jp/vois/data/filing/kazanbosai/
内閣府「広域降灰対策」
https://www.bousai.go.jp/kazan/kouhaitaisaku/index.html
農林水産省「家庭備蓄ポータル」
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/
※実際の噴火時は、気象庁・自治体等から発表される最新の防災情報や避難情報を確認し、それらに従って安全を確保してください。

