12.Sep.2025

【災害時に電車にいたら?】地震・大雨・停電時の安全な行動と避難マニュアル

こんにちは、まもるんパンスタッフです♪

現代の日本において、電車は日常生活に欠かせない交通手段です。

しかし、地震や台風、大雨、停電などの災害は予測できず、時として私たちが電車に乗っている最中に発生することもあります。

もし走行中や停車中に災害が起きたら、どう行動すればよいのでしょうか。

パニックを避け、冷静に正しい行動をとるためには、事前に知識を持っておくことが重要です。

この記事では、災害時に電車にいた場合の状況別の対処法、避難の流れ、備えておきたいことを詳しく解説します!


1. 災害時に電車で想定されるシナリオ

電車に乗っているときに起こり得る災害には、主に以下のようなケースがあります。

・地震:強い揺れにより列車が緊急停止。停電や線路の損傷により長時間閉じ込められる可能性あり。

・台風・大雨:倒木や土砂崩れ、冠水により線路が寸断される。駅間で足止めされることもある。

・停電・システム障害:電車が動かなくなり、冷房・暖房が使えなくなることも。

・火災や沿線事故:煙が車内に入る場合もあり、迅速な避難が必要。

それぞれの状況に応じて行動は変わりますが、共通して「自分勝手に動かず、乗務員や鉄道会社の指示に従う」ことが基本です。


2. 地震発生時の行動

走行中に地震が発生した場合

電車は自動的に緊急停止します。急ブレーキによる転倒を防ぐため、吊り革や手すりをしっかり握る、または座席に座って体を低くすることが大切です。

頭部を守るために、カバンや手で覆うとさらに安心です。

停車後の注意点

すぐにドアから飛び出すのは危険です。高架橋やトンネル内で降りれば転落や二次災害につながります。

・乗務員の指示があるまで、車内で待機するのが原則です。

余震に備え、荷物棚から落下物がないか確認しましょう。

緊急避難が必要になった場合

火災や津波など、車内待機が危険と判断されたときは、乗務員の誘導に従い避難します。

線路は高圧電流が流れる第三軌条や架線があり、素人判断で歩くのは大変危険です。必ず安全が確認されたルートを使いましょう。


3. 台風・大雨・水害時の行動

大雨や台風の際は、ダイヤの乱れで電車が長時間停車することがあります。

・冠水や土砂崩れの恐れがある区間では、無理に車外へ出ないことが重要です。線路周辺は足元が不安定で、二次災害のリスクがあります。

水害発生時は、鉄道会社が安全を確認した上で駅や高所へ誘導してくれます。焦らず指示に従いましょう。


4. 火災や煙が発生した場合

車内や沿線で火災が発生し、煙が入り込んだ場合は、低い姿勢をとりハンカチやマスクで口と鼻を覆うのが鉄則です。

非常用ドアコックを使えば手動でドアを開けられますが、基本的には乗務員が対応します。

焦って車外に飛び出すと感電や転落の危険があるため、必ず安全が確認されてから避難します。


5. 停電やシステム障害の場合

電車内の照明や空調が止まると、不安からパニックが起きやすくなります。

多くの場合、鉄道会社が復旧を急いでおり、長時間閉じ込められるケースは少ないですが、夏や冬は体調を崩す人も出ます。

・水や軽食、モバイルバッテリーを携帯していると安心です。災害時だけでなく日常のトラブル対策にもなります。


6. 避難の流れと心構え

鉄道会社では、災害発生時の避難手順が定められています。

一般的な流れは以下の通りです。

  1. 運転士・車掌が車内アナウンスで状況を説明
    → 落ち着いて耳を傾けることが第一歩です。

  2. 車内で安全を確保して待機
    → 不要な移動は避け、周囲と協力しましょう。

  3. 避難が必要な場合、乗務員が順番に誘導
    → 先頭車両・最後尾車両の非常口、あるいはホーム側のドアから降ります。

  4. 線路上や避難通路を歩く場合は、一列になって行動
    → 慌てず、前の人との間隔を保ちながら進みます。


7. 持っていると役立つもの

災害時に電車に閉じ込められた場合、手元に以下のような物があると安心です。

ペットボトルの水(500ml程度)

カロリーメイトやビスケットなどの軽食

モバイルバッテリー

ハンカチ・マスク(煙対策にも)

携帯ライト(スマホでも代用可)

普段から「通勤カバンに1つ入れておく」ことで、突然の災害時に落ち着いて行動できます。


8. 心理面で気を付けたいこと

・パニックを防ぐ:災害時は情報不足で不安が増し、デマが広がることもあります。焦って勝手に降りることは二次災害につながります。

・周囲への配慮:高齢者や子ども、体調を崩した人への声かけも大切です。協力し合うことで安心感が広がります。

・情報収集:鉄道会社の公式アプリやSNS、防災アプリを利用し、正しい情報を得るようにしましょう。


9. まとめ

電車に乗っているときに災害が起きたら、まずは身を守り、乗務員の指示を待つことが最優先です。

自己判断で車外に出ると、感電や転落、土砂災害などの二次被害を招く危険があります。

地震なら「低く構え、頭を守る」

水害なら「無理に降りず、指示を待つ」

火災なら「低姿勢で煙を避ける」

停電なら「焦らず復旧を待つ」

そして、日頃から水・軽食・モバイルバッテリーなどを持ち歩くことで、災害時の不安を大きく減らせます。

電車内での災害は突然訪れますが、知識と備えがあれば、命を守り、安全に避難することが可能です。

災害時の空腹や体力の低下は大きなストレスになります。

そんな時に心強いのが、長期保存ができる非常食「まもるんパン」です。

缶詰タイプのため衛生的に保管でき、2年間保存が可能。

開ければすぐに食べられ、しっとりとした食感で子どもから高齢者まで安心して口にできます。

ローリングストックとして普段から少しずつ消費しながら備えるのもおすすめです。

災害時の不安な気持ちを和らげる“安心の味”として、ぜひ非常持ち出し袋に「まもるんパン」を加えてみてください♪