03.Oct.2025

高齢者の命を守る地震防災完全ガイド|備え・グッズ・避難の工夫

こんにちは、まもるんパンスタッフです♪

日本は世界でも有数の地震大国。大きな揺れは季節を選ばず、いつ・どこで起きても不思議ではありません。

特に高齢者の方にとって、地震は大きなリスクにつながります。
「避難所まで歩くのが大変…」
「薬や持病のケアはどうすればいいの?」
「ひとり暮らしで、地震が起きたら不安…」

こうした心配は、ご本人だけでなく、ご家族にとっても大きな課題です。

この記事では「高齢者が直面しやすい地震リスク」と「今日からできる備え方」をわかりやすくご紹介します! 家族みんなで一緒に準備を進めて、いざという時に安心できるようにしていきましょう♪


1.高齢者が災害時に注意すべきこと

地震が起きたとき、若い世代と比べて高齢者が直面しやすい課題は大きく分けて3つあります。

1-1.体力・機動力の低下

避難所まで歩く距離や、段差の昇り降りも高齢者には大きな負担です。阪神淡路大震災では、亡くなられた方の約7割が60歳以上だったと言われています。

1-2.持病・薬の必要性

糖尿病、高血圧、心臓病などの持病を持つ高齢者は多く、薬が切れることは命に直結します。避難所ではすぐに医師に診てもらえないこともあり、常備薬とお薬手帳を準備することが欠かせません。

1-3.判断力・情報の遅れ

テレビやスマホの速報をすぐに確認できなかったり、パニックで行動が遅れたりすることもあります。そのため、家族や地域の協力体制がとても重要になります。


2. 高齢者に必要な防災グッズリスト

「防災バッグは用意してあるけど、中身は若い人向けでは?」
そんな声をよく耳にします。高齢者にとって必要なものは、一般的な防災セットとは少し違います。ここではチェックリスト形式でまとめてみました!

2-1. 薬と健康関連

・常備薬(1週間分は最低でも用意)

・お薬手帳、処方箋のコピー

・血圧計、糖尿測定器など必要な医療機器

眼鏡・補聴器・義歯

2-2. 食料と飲料

・柔らかく食べやすい非常食(レトルト粥、ゼリー飲料、スープ)

・水(500mlペットボトルを複数本。重くないサイズが便利)

・高カロリーで小分け包装のお菓子(羊羹、カロリーメイトなど)

2-3. 移動・避難用

・軽量防災リュック(5〜6kg以下推奨)

・折りたたみ杖、歩行補助具

・ホイッスル(声を出せない時の合図)

2-4. 衛生・生活用品

・携帯トイレ、介護用おむつ

・ウェットティッシュ、マスク

・アルミ保温シート

・簡易スリッパ(避難所での足の保護)


3. 避難行動を支える工夫

地震直後に一人で避難するのは高齢者にとって大きな負担です。そこで必要になるのが「家族と地域の協力体制」です。

3-1. 家族で集合場所を決めておく

避難所に行く前に必ず立ち寄る「合流地点」を決めておくと安心。

3-2. 近隣住民と声を掛け合う

「〇〇さんは足が悪いから、一緒に避難しましょう」と日常から声をかけておく。

3-3. 要支援者登録制度を利用

自治体に申請すると、災害時に優先的な支援を受けられる場合があります。


4. 地震直後に高齢者が取るべき行動

4-1. 自宅にいる場合

・頭を守り、倒れやすい家具から離れる

・揺れが収まったら靴を履く(ガラス片対策)

・玄関や窓を開け、避難口を確保

4-2. 外出している場合

・看板、電柱、ガラスから離れる

・公園などの広い場所に避難する

4-3. 連絡・安否確認

・災害用伝言ダイヤル「171」

・LINEやSNSの安否確認機能

・家族用の緊急連絡カード


5. 日常からできる防災習慣

防災グッズの点検を毎年続けることは、高齢者にとって特に重要です。電池切れや賞味期限切れを防ぐことで、いざという時に安心して使えます。

・家具を固定して転倒防止

・廊下や出入り口を荷物でふさがない

・防災グッズの点検を年に1回(特に電池・食品)

・家族で避難訓練をする(昼と夜に一度ずつ歩いてみると安心)

 

6. まとめ 高齢者の防災は「家族全員」で守るもの

高齢者にとって、防災は一人では不十分です。家族や地域の協力を得て、安心して避難できる環境を整えることが大切です。

「もしもの時に大切な命を守る準備」を、今日から少しずつ始めていきましょう。

災害時の備蓄食として注目されているのが「まもるんパン」♪

缶に入ったソフトなパンで、2年の長期保存が可能なため、非常時の安心につながります。

しっとりとした食感で小さなお子様や高齢者の方にも適しています。

災害時はストレスや不安で食欲が落ちることもありますが、甘みのあるまもるんパンは気持ちを和らげる効果も期待できます。

また、開封後すぐに食べられるため調理不要で便利。

日常生活でのおやつやアウトドアにも活用できるため、「もしも」に備えるだけでなく「いつも」にも役立ちます。

家庭の防災備蓄として、ぜひまもるんパンを取り入れてみてください!