18.Jul.2025

夏に非常食が腐るのを防ぐには?高温多湿でも安心な保存方法と選び方のコツ

こんにちは、まもるんパンスタッフです♪

非常食は災害時に命を守る大切な備えですが、夏の高温多湿な環境下では保存状態によっては腐敗や劣化のリスクがあります。

特に梅雨から真夏にかけては食材の管理が難しくなり、せっかく備えた非常食が「いざというとき使えない!」という事態も。

この記事では、夏の非常食が腐る原因とその対策おすすめの保存方法選び方のコツについて詳しく解説します!


夏に非常食が腐る原因とは?

非常食は基本的に長期保存ができるように作られていますが、保存環境が悪ければ当然劣化します。

特に夏は次のような要因によって、食品の品質が落ちてしまうことがあります。

高温

気温が上昇すると食品の中の水分が蒸発したり、保存容器の内部で結露が発生しやすくなります。

これが微生物の繁殖を促し、腐敗の原因に。

湿度

湿気が多いと、パッケージの劣化やカビの原因になります。

特に紙箱や段ボールに入れたままだと吸湿しやすく、内部の温度と湿度が高まりやすい環境に。

直射日光

直射日光の当たる場所に保存していると、温度が急激に上昇して保存温度の基準を超えることも。

さらに、紫外線による酸化で食品の風味が損なわれる可能性もあります。


夏の非常食の腐敗を防ぐ保存対策

では、夏でも安心して非常食を備えるためには、どのような対策が必要なのでしょうか。

保存場所を見直す

室内の涼しく暗い場所に保管

冷房のある部屋や北側の部屋など、比較的温度が上がりにくい場所を選びましょう。

直射日光が当たらず、温度と湿度が安定していることが理想です。

床から離して保管

床は湿気が溜まりやすいので、スノコや棚の上に置いて通気性を確保するのがポイントです。

密閉容器や防湿ケースに入れる

段ボールや紙袋のままでは湿気を吸いやすいので、密閉できるプラスチックケースに入れ替えるのも有効。

防湿剤や乾燥剤も一緒に入れるとさらに安心です。


非常食選びのポイント(夏でも安心なもの)

非常食を選ぶ際にも、夏を想定した選び方をすると安心です。

賞味期限が長く、常温保存できるものを選ぶ

特に夏場は冷蔵庫が使えないことも想定し、常温で保存できる食品を選びましょう。

・レトルト食品(ご飯、カレーなど)

・缶詰(パン、果物、肉、魚)

・フリーズドライ食品(味噌汁、スープ、雑炊)

・栄養補助食品(ビスケット、バータイプ)

パッケージの密閉性や耐熱性もチェック

パウチやアルミ包装など、耐熱・防湿に強いパッケージのものを選ぶと劣化を防げます。


夏の非常食管理に役立つ便利アイテム

■ 防湿剤・乾燥剤

食品保存ケースの中に入れておくことで、湿度をコントロールできます。

100均でも手に入るため気軽に対策可能です。

■ 温湿度計

非常食の保管場所に置いておくと、管理状態のチェックが簡単になります。

目安として、保存場所の温度は25℃以下、湿度は60%以下が理想です。

■ ローリングストック対応の食品

日常的に食べられるものを選ぶことで、古くなる前に自然に入れ替えることができます。

食べ慣れた味で安心感も得られるため、精神面でも重要です。


ローリングストックで腐敗を防ぐ

「ローリングストック」は、非常食を「使いながら備える」方法。

常に新しい食品を循環させることで、賞味期限切れや腐敗のリスクを避けられます。

スケジュール管理で入れ替えを習慣化

・毎月1日を「防災チェックデー」に設定

・アプリやカレンダーで賞味期限を管理

夏前に棚卸しをする

梅雨前や夏本番前に一度非常食を見直し、保存場所の温度・湿度・劣化状況を確認しましょう。


腐敗の兆候を見逃さないためのチェックリスト

非常食の中には、一見しただけでは劣化に気づきにくいものもあります。

以下のような兆候があれば、迷わず廃棄してください。

・パッケージが膨らんでいる→ガス発生の可能性、腐敗が進行
・変色している→酸化やカビの兆候
・開封時に異臭がする→腐敗のサイン
・油分が分離している→高温により劣化している可能性あり

まとめ:夏の非常食対策で「使える備え」を実現しよう

非常食は「備えるだけ」で満足してしまいがちですが、正しく管理しなければ意味がありません

特に夏場は、高温多湿によって食品が傷みやすくなるため、保存場所や食品選び、管理方法を工夫することが重要です。

・高温多湿を避ける保存場所を確保する

・湿気対策として密閉容器・乾燥剤を活用

・ローリングストックで新鮮な食品を循環

・夏前の見直しと入れ替えを習慣化する

「いざというときに本当に食べられるかどうか?」という視点で、夏の非常食を見直してみましょう。

非常食としておすすめなのが「まもるんパン」。

缶詰タイプのパンで、常温で長期保存(2年)が可能。

しかも、高温多湿にも強い密閉缶に入っており、夏場でも品質を保ちやすいのが特長です。

ローリングストックにも向いていて、日常のおやつや朝食にもぴったり。

甘すぎず食べやすい味で、お子様からお年寄りまで安心して食べられます。

また、缶を開けた瞬間ふんわり香る焼きたてのような香りも人気の理由。

防災備蓄としてだけでなく、夏のお出かけ時の携帯食としても活用できる「まもるんパン」は、夏場の非常食対策に最適なアイテムです!