09.May.2025

夏の防災グッズ・非常食の置き場所は?劣化を防ぐ正しい保管方法と選び方ガイド

こんにちは、まもるんパンスタッフです♪

地震や台風、大雨など、いつ起こるかわからない災害。そんな時に備えて用意しておきたいのが、防災グッズと非常食です。

しかし、特に夏場は高温多湿となり、グッズや食料が劣化しやすく、置き場所に悩む人も多いのではないでしょうか?

この記事では、「夏におすすめの防災グッズ・非常食の置き場所」について詳しく解説します。
正しい保管で、いざという時も安心できる環境を整えましょう!


1. なぜ夏の防災グッズ・非常食の置き場所に注意が必要なのか?

高温多湿による劣化リスク

夏は気温が30℃を超える日が続きます。

車内や直射日光が当たる場所では、40℃〜50℃に達することもあります。

こうした環境下では、

・食料の腐敗・劣化

・電池やバッテリーの液漏れ・発火

・衣類や薬品の変質


といったリスクが高まります。

実際にあった失敗例

「玄関に防災リュックを置いていたら、食料品が全部膨張して破裂してしまった」
「車に非常食を置いていたら、夏に腐っていた」

こういった声も多く聞かれます。
せっかく備えたものが無駄にならないよう、夏場の置き場所選びは特に慎重になる必要があります。


2. 夏に適した防災グッズ・非常食の置き場所

(1)室内なら「直射日光が当たらず、風通しのいい場所」

家の中では、以下のような場所が理想的です。

・北向きの部屋(夏でも温度上昇が緩やか)

・クローゼットの床付近(高所より温度が低い)

・押し入れの下段

特におすすめなのは「寝室やリビングの一角」です。

普段から目に入る場所に置くことで、非常食やグッズの定期点検も忘れにくくなります。

避けたい場所

・直射日光が当たる窓際

・湿気がこもりやすい浴室近く

(2)玄関や物置の場合

外に近い玄関や物置は、すぐ持ち出せるメリットがある一方で、夏場は温度が上がりやすい欠点も。
置く場合は、

・温度変化に強い非常食(缶詰パンなど)

・発火リスクのない防災グッズ(電池は別保管) に限定すると安心です。

また、玄関収納棚の下部や、物置なら日陰になる棚の奥側に置くと温度変化の影響を受けにくくなります。

(3)車内に置く場合の工夫

真夏の車内に置きたい場合は、

・高温対応の非常食(耐熱温度記載があるもの)

・飲料水ではなく「水がいらない食事(カロリーメイト系など)」

・保冷バッグや断熱ボックスに入れる

などの工夫が必須です。


3. 夏向け!防災グッズ・非常食の選び方

【防災グッズ編】

夏に役立つ防災グッズとして、特におすすめなのは以下です。

・携帯扇風機(手動・電池式)
→ 停電時の暑さ対策に。

・冷感タオルや冷却シート
→ 熱中症予防に効果的。

・水タンク(折りたたみ式)
→ 給水所で水をもらう際に便利。

・虫除けグッズ(スプレー・シール)
→ 避難生活での虫対策に必須。

・除菌シート・ドライシャンプー
→ シャワーが使えない時の衛生対策。

【非常食編】

夏に備える非常食は、「耐熱性・保存性」が重要です。

缶詰パン・缶詰食品
→ 高温下でも比較的安心。水なしで食べられるものを選びましょう。

アルファ米(フリーズドライご飯)
→ 水またはお湯で戻せるため、暑い夏でも対応可。

ゼリー飲料・栄養補助食品
→ 食欲がない時にも取りやすい。

塩飴や経口補水液パウダー
→ 熱中症対策に最適。

「暑い時に食べられるか?」という視点で、あまり重たくなく、さっぱりしたものを多めに備蓄しておくのがポイントです。


4. 防災グッズ・非常食の管理ポイント(夏編)

(1)定期的な見直しを忘れずに

夏は温度変化が激しいため、通常よりも劣化スピードが早い場合があります。
最低でも年に2回(夏前と秋口)、中身のチェックをしましょう。

【チェックリスト】

賞味期限・使用期限は切れていないか?

食品や電池に変形・膨張・液漏れはないか?

防災バッグのファスナーやパーツは劣化していないか?

(2)温度計を設置して管理する

防災グッズ置き場に簡易温度計を置いておくと便利です。
室温が上がりすぎていることに気づけたら、早めに移動・交換ができます。

(3)収納方法も工夫する

高温を防ぐために、収納方法にも一工夫を。

・アルミ保冷バッグに防災セットごと入れる

・すのこを敷いて床から少し浮かせる(床からの熱気対策)

・密閉できる収納ケースで湿気を防ぐ

こうした小さな対策の積み重ねが、いざという時に大きな安心感につながります。


5. まとめ|「どこに置くか」も防災準備の一部

夏場の防災グッズ・非常食は、高温対策がカギです。
「どんなものを揃えるか」と同じくらい、「どこに置くか」も重要なポイント。

この記事で紹介したポイントを参考に、ぜひ一度ご自宅の防災準備を見直してみてくださいね。
万が一の時に「準備していてよかった」と思えるように、できることから始めましょう!

「まもるんパン」は、非常食として優れたアイテムです♪

災害時や非常時に必要な栄養を手軽に補給できるだけでなく、長期間の保存が可能で、常温でそのまま食べられるため、いざという時に便利です。

また、缶詰のように重くなく、軽量で持ち運びが簡単なのも大きなメリット。

特にパンは温かい飲み物と一緒に食べやすく、気持ちが落ち着きます。

個包装で衛生的に食べられる点も安心です。

保存性も抜群で、非常時に「食べられない」「持ち運びが不便」といった心配を解消してくれます。

災害時だけでなく、アウトドアやキャンプにも最適な非常食として、ぜひ備えておきたいアイテムです。